理学療法士が飽和する理由3つ!注意点と解決策5個!【現役PTが解説】

理学療法士の飽和理学療法士

・PTが飽和するみたいな話を学校で聞いた
・PTが飽和する理由を知りたい
・PTが飽和して起きることを知りたい
・PTが飽和して注意するべきことを知りたい
・PTが飽和した時の解決策を知りたい
・PTとして働いてて大丈夫なのか知りたい

現役PTの僕が解説します!

今回は理学療法士が飽和する理由について解説していきます。

併せて解決策も解説していきます!

本記事の内容

  • 理学療法士が飽和する理由がわかる
  • 理学療法士が飽和して起こることがわかる
  • 理学療法士が飽和して注意することがわかる
  • 理学療法士が飽和した時の解決策がわかる
  • PTとして働いてて大丈夫なのかわかる
かける
かける

この記事を書いている人はこんな人!                 

  • ブログ歴12ヶ月(本格始動から6ヶ月)
  • 理学療法士3年目
  • ストレスで2年目に転職を経験
  • ブラック病院からホワイトクリニックへ
  • 理学療法士の給料に納得できず副業中
  • 1ミリでもサポートできればと思いブログ創設

理学療法士が飽和する理由

理学療法士1年目が辞めたくなる理由
理学療法士が飽和する理由
  • 養成校の急増
  • 離職が少ない
  • 国家試験合格率が高い

解説します。

養成校の急増

日本理学療法士協会より抜粋

こんな感じで専門学校から始まり、徐々に短期大学、4年生大学が増えていきました。

専門学校が減ってきているのは、4年生大学に変わったりしているからかと。

養成校が急増することによって、PTの急増を招くことになりました。

こう見ると1990年代から一気に増えていますね。
そりゃPT飽和するわなぁ〜

離職が少ない

というのは、

  • 60代でも働いてる
  • 他職種への転職がほぼない
  • 安定志向の方が多い

こんな感じで辞める人が少なすぎるから求人を出せないんですね。

長く働けば昇給もありますし役職に着く場合はお給料も上がりますよね。

なので同じ施設で長く働くという考え方が強く根付いているんですね。

今後離職率が高まるようなことは起こりそうもなさそうです。

離職率が低いということは就職率も下がりやすくなる!

国家試験合格率が高い

学校が力を入れているので合格率は90%を超えていますね。

STなどの合格率は極端に低いのにPTはなぜ高いのか?

  • 勉強できない人を卒業試験までに辞めさせている
  • 勉強できない人ほど勉強するようなシステムにしている
  • 結局就活よりも国家試験を重視して全力で勉強させている

こんな感じで就活よりも試験を重視しています。

なのでできるだけ早く試験結果が悪い人を辞めさせようと教員は圧をかけます。

そうなると必然的にある程度勉強できる人が残るんですよね。

僕のクラスの人も試験があるごとに「勉強しないならやめろ」と圧をかけられていましたね。

理学療法士が飽和して起きること

理学療法士が飽和して起きること
理学療法士が飽和して起きること
  • 就職困難
  • 働きたくない場所での勤務
  • 助手として働く

解説していきますね。

就職困難

すでに言われていますし僕も経験してきました。

国家試験に受かったのに働く場所がない!ということが起こってしまいます。

そもそも求人は人が足りないから出すもので、人が足りていると求人は出しません。

なので人手が足りていない場所に就職するしかありません。

  • あまり人気のないところ
  • 評判の悪いところ
  • まだできたばかりのところ

が多い印象です。

第1志望に通らなかったら残りの求人で一番マシなところを早めに見つけてすぐに飛び込むのが吉かもです。

僕はブラックなところに行きました!w
就職困難な時代だと満足した就活は難しそうです。。。

働きたくない場所での勤務

上記の就職先しかないので満足に就活できません。

整形外科志望でも残ってる求人は、

  • 介護施設
  • 訪問看護
  • できたばかりのクリニック

なんてこともあります。

クリニックでも良いじゃん!って思うかもですが、

  • 教育が行き届いていない
  • 術後リハを経験できない
  • 長い時間リハビリしづらい

というデメリットがあり1年目から働くには少し難易度が高いです。

いくら働きたくなくても働かないと生きていけませんからね。。。
ある程度の覚悟は決めましょう。

助手として働く

飽和しすぎて助手として働く可能性もあるかもですね。

国家試験に不合格の場合にPT助手として働くことは多いです。

というか、来年は合格するのでなんとか就職させてください!って言えば大体働けます。

ですがPTが飽和している状態だと、PTがPT助手として働くかもですね。。。

これはきついな。。。

せっかく国家資格を取ったのにリハビリさせてもらえないなんて辛すぎますね。。。

せっかく国家資格取ったのにリハビリできないのは辛いですね。。。
実習中に猛アピールするしかなさそうですね!

PTとして働いてて大丈夫なの?

PTとして働いてて大丈夫なの?
PTとして働いてて大丈夫なの?
  • ほぼ消えることはない
  • 将来性はあるけど不安ならジョブチェンジ
  • まだまだ大丈夫

それぞれを解説していきます!

ほぼ消えることはない

理学療法士はおそらく消えることはほぼないでしょう。

理由は、AI化が難しいからです。

AI化が難しいとは?こんな感じです。↓

  • 表情から気持ちを読み取れない
  • 患者さんの不安を取り除けない
  • プライベートな話ができない

ぶっちゃけ、多くの患者さんは症状改善よりも心理的不安を解消してくれるPTを望む方が多いです。

悩みや辛いことを親身に聞いてくれる方のことです。

果たしてロボットに置き換えることはできるでしょうか?

中には共通の趣味で盛り上がることもありますし、差し入れを持ってきてくださる患者さんもいます。

ロボットはどう思うでしょうか?(そもそも気持ちないし。。。)

PTって人間だから務まる職業なんですね。

中にはすでにAIを導入している病院もあります。
リストバンドのバーコードを読み込んで重錘を出してくれるというもの。
便利なのかな?噂でしか聞いたことないのでなんともですが。w

将来性はあるけど不安ならジョブチェンジ

それでも不安だよって方は思い切って職種を変えても良いかもです。

現に僕はこの記事を書いている今、就活をしています。w

希望としてはSEOに強いIT企業です。

理由としては、

  • ITはまだまだ伸びる
  • マーケティングスキルがあればどの業界でも生きていける
  • ブログでも収益を上げたい

からです。

なので医療業界のお給料ややる気のない上司に不満があるなら頑張った分だけ成果が出るIT業界に飛び込んでも良いと思います。

ただ、医療職はやりがいがあるのでそことの兼ね合いですね。

やりがいはあってもストレスは半端ないですよね。。。
厄介な患者さんを担当した時とか毎日が苦痛です。。。

まだまだ大丈夫

結論:PTは安泰です。

は?どっちよ!って思わせてしまって申し訳ないですがPTは無くなることはないだろうということです。

なので、

  • このまま続けるもよし
  • 将来を見据えてジョブチェンジもよし
  • 働きつつ副業でバリバリ稼ぐもよし

ってことです。

まずは自分が将来どんな風に生きていたいかを考えてから行動することをオススメします。

何も決めずに行動してしまっては時間の無駄になる可能性が高いので。

僕は将来的には株式投資しつつ財団を運営しオレンジリボン的な活動をしていきたいと思っています。
そのために今のうちから色々な経験をして稼いで種銭を貯めている感じです。

理学療法士が飽和して注意すること

理学療法士が飽和して注意すること
理学療法士が飽和して注意すること
  • 就職先を絞らない
  • 幅広く勉強する
  • OKとNGをはっきりと

就職先を絞らない

就職先を教育が充実している整形外科単体の大型病院に絞ったものの末路、

  • 人気が高すぎ
  • 優秀な養成校しか取ってくれない
  • そもそも求人が出されていない

こんなことになってしまいいつまでも就職できません。

しかもこの搾り方には問題点があります。

  • 教育面
  • 人気が高すぎる
  • 優秀な養成校出身が多い

なぜかというと、

  • 教育しないと育たない人材は入らない
  • 人気が高い=運なのでその時間がもったいない
  • わざわざ優秀な人しか採用しないところにエントリーする意味はない

こんな感じでもっと自分の市場価値を理解するべきで、能動的な人間でいるべきです。

何言ってるかわからないかもですが、自分で勉強し自分で成長したまに周りを頼るくらいの人が一番楽なんですね。
あとは自分のレベルにあったところを探してみましょう。

幅広く勉強する

例えば、整形外科が好きだからそれしか勉強しない!というのは少し危険ですね。

他にも、脳神経外科や循環器などをたくさん勉強してみましょう。

その中でこれは楽しい!とか関わってみたい!ってものが見つかるはずです。

それでも見つからない方は、

  • 先生の研究を手伝う
  • 友達と一緒に勉強してみる
  • 親や親戚に怪我や病気を経験またはこれからなりそうな人を探す

こうすると結構興味が湧いたりします。

研究を手伝っていると自然に知識や考え方が身につくし、親戚が高血圧なら脳神経外科か循環器に興味を持つはずです。

こんな感じで自分の周りの人を助けるっていう意識を持つと勝手に興味が湧いてきますよ。

僕は自分が怪我まみれの人生だったので整形外科とスポーツに興味がありました。
さらに持病もあり循環器も好きでした。
きっかけはぶっちゃけなんでも良いです。
大切なのは興味を持つこと!

OKとNGをはっきりと

自分の中でこれがいい!ってのとこれは無理!ってのを書き出してみましょう。

僕の場合は、

  • OK:整形外科、スポーツ、循環器、病院
  • NG:脳神経外科、介護・福祉系、クリニック

でした。

これに沿って探していきましょう。

そうすると3つくらいは求人が出てくると思うので、そこからさらに細かくお給料や地域等を検討していきましょう。

多分お給料よりも自分の好きな分野で働く方が大事だと思います。(主観的意見ですが)
理由はストレスを最低限にできて自分の強みを活かせるからです。
お給料は二の次!!!

理学療法士が飽和した時の解決策5個

理学療法士が飽和した時の解決策5個
理学療法士が飽和した時の解決策5個
  • 先輩と仲良くなっておく
  • 実習で猛アピール
  • 校内・校外活動に積極的に参加
  • 地方への就職
  • 介護・福祉領域への就職

先輩と仲良くなっておく

学生のうちから先輩と仲良くなっておけば良いことばかりです。

  • テストの過去問をくれる
  • 就活時に色々と言ってくれる
  • ご飯奢ってくれる

学生のうちでも働いてからでも優しくしてくれる人がほとんどです!

テストの過去問さえもらえれば赤点はないでしょう。

特に就活時に色々と相談すると〇〇の後輩だからってことで就職できたりもします。

あとは、結構ご飯奢ってくれます。w

1年目で悩んでることとか聞けるのでめっちゃ良いですよ。

僕は高校の先輩とサークルの先輩がいたので結構過去問とか就活のこととか聞いたりしてました。
めっちゃ頼りになるしカッコ良いです。w

実習で猛アピール

実習は就活へのアピールとも捉えられます。

実際に就活の際には実習に来ていた人の方が受かりやすいです。

これはどんな人かがわかっているから安心できるからですね。

なのでどれだけ失敗しても良いので積極的にチャレンジしましょう。

失敗して終わりではなく、何がダメでどうすれば成功していたかを考え次に活かすことが重要です。

PDCAを回してこういう風に行動しましたよっていうのもアピールできるとかなり高評価です。

例外として、僕は実習で担当していた患者さんに「科長に言っておくから俺を担当してくれや!」って言われたことがあります。
ですが僕は地元で働く気はなかったので断りましたが。。。

校内・校外活動に積極的に参加

多分多くの養成校では校内・校外活動があると思います。

例えば、

  • 腰痛予防運動教室
  • 健康フェス
  • 施設での運動教室

等それぞれ学校で行っていることは様々です。

これに参加しておけば高齢者との会話の仕方や会話内容を学ぶことができますし、教え方のコツも掴むことができます。

さらに担当教員に顔を覚えてもらうことができるので就活時に良い求人や特別な求人を教えてもらえたりします。

一石二鳥どころか一石三鳥もありますね!

僕はサークルでストレッチ教室に参加しました。
顔を覚えてもらえたしスポーツ分野での活動を肌で感じることができてかなり大きな経験でした。
ご飯も奢ってもらえたし。w

地方への就職

いくら飽和していても求人がないわけではありません。

そもそも皆はどんなところに就職したいのか?

  • 都会
  • 人気な施設
  • 地元

ほぼこんな感じです。

でも地元とか地方って人が足りない施設がかなり多いです。

なので田舎でも良いのなら地方への就職をオススメします。

さらに地元であれば実家から通えば家賃や食費が浮くので新人のうちはオススメです。

どうしても田舎が嫌なら都会で良いと思います。
ですが早めに埋まってしまうので求人情報に関するアンテナは常に貼っていた方が良いです。
良いところがあればすぐに応募するくらいの気持ちで探しましょう。

介護・福祉領域への就職

地方の求人は多いといえどほとんどが

介護・福祉領域

だったりします。

高齢者と会話するのが好きな方はとても良い求人だと思います。

ですが、最近の方は結構嫌がる方が多い印象です。

おそらく認知症の方が増えたりしているからかなと思います。

確かに認知症の方のお世話は大変かと思いますがこれからどんどん増えていくので需要はかなり大きいです。

そこで経験を積めばかなり価値は高まりますし様々なところで情報発信できるかと思います。

働きつつ情報発信できる方であればやりがいと共に副収入を得ることもできそうな分野です。

とはいえ、僕はNGです。
高齢者よりかは10〜20代のスポーツ分野を見たかったからですね。

転職するなら転職エージェント

転職するなら転職エージェント
転職するなら転職エージェント
  • でも選べない
  • 転職エージェント選び方
  • ぶっちゃけ2つでOK

でも選べない

転職エージェントってたくさんあって選べないですよね。

求人を選ぶよりも先に転職エージェント選びに時間を使っちゃうのは時間の無駄ですよね。w

選べないよって方は大手のところで良いと思います。

それか自分の直感で選ぶのもありです。

  • どうしても決められない!
  • なんでもいいからオススメ教えて!
  • 早く転職したいからオススメ教えて!

って方に、おすすめはこちら

最初から最後まで無料で利用できるので登録だけでもしておくと便利です。

とりあえずビール!ってかんじで利用できるサイトです。

転職エージェントの選び方

人によって重視したい点は違うかもですが、

  • 求人数
  • 実績
  • 運営歴

は重視した方が良いですね。

求人数が多い方がチャンスは多いですし、運営歴が浅いと信頼しづらいですよね。

なので、

  • PTOTキャリアナビ
  • マイナビコメディカル
  • リハのお仕事

あたりが良いと思います。

どれもPT転職界では大手なので安心感ありますね!

ぶっちゃけ2つでOK

ここでこんな疑問がある方はいるかと思います。

登録するサイトは一つだけで良いの?複数の方が良い?

確かに僕もそう思ってました。

で、複数利用した僕が思うんですが、

2つまでで良いと思います。

理由は、

  • エージェントからの連絡が面倒くさい
  • 応募したい求人が被ってしまい怒られる
  • あれもこれも状態になり中々応募先が決まらない

こんな感じですね。

多ければ多いほど良いみたいな話もありますが面倒くさいだけなので2つでOKです。

2つ無料登録したい方はこちらから選んでみてください!↓

魂込めて作りましたよ!

まとめ

いかがでしたか?

理学療法士が飽和する理由や注意点、解決策を解説をしました。

自分にあった仕事を探してみましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました