・理学療法士を辞めたい・辛い理由を知りたい
・理学療法士を辞める前に考えておくべきことを知りたい
・理学療法士を辞めるメリットとデメリットを知りたい
現役PT4年目の僕が解説します!
本記事の内容
- 理学療法士を辞めたい・辛い理由がわかる
- 理学療法士を辞める前に考えておくべきことがわかる
- 理学療法士を辞めるメリットとデメリットがわかる
1年目バージョンはこちらをご覧ください!
この記事を書いている人はこんな人!
- ブログ歴14ヶ月(本格始動から6ヶ月)
- 理学療法士4年目
- ストレスで2年目に転職を経験
- ブラック病院からホワイトクリニックへ
- 理学療法士の給料に納得できず副業中
- 1ミリでもサポートできればと思いブログ創設
理学療法士を辞めたい・辛い理由
- 給料が安い
- 忙しすぎる
- 残業が多い
- 人間関係
- 治療に行き詰まる
解説します。
給料が安い
国家資格ではありますがその中でも低いです。
理学療法士は3~4年学校で勉強して国家試験を受け、理学療法士免許を取得できます。
その険しい道のりをクリアしたのにもかかわらず、お給料はサラリーマンくらい。
長期的に見ればサラリーマン以下です。。。
働いてからも自費で参考書や勉強会に参加するので自分で自由に使えるお金は結構少ないです。。。
- 保険制度的に儲からない
- 誰でもできそうなことをしている
- 医療者の中でも優先度が低い
などといったことからお給料は高くないです。
働き方にもよりますが、自費診療のクリニックを運営している方はそれなりに稼いでいたりします。
だとしても、ほとんどのPTは病院やクリニックなどの施設で働くので現実的ではないですよね。。。
お給料についての詳しいお話はこちらからどうぞ!
理学療法士はコスパが悪い話
理学療法士は必死に勉強してもお給料はサラリーマン並み。。。
しかも能力給のところはかなり少なく、就職してからどれだけ勉強してもどれだけスキルを高めてもお給料は変わりません。。。
こういったところから理学療法士はコスパが悪いんです。。。
詳しくはこちらをご覧ください。
もっとあげてくれてもいいのに!!泣
忙しすぎる
施設にもよりますが肉体労働なので結構きついです。
具体的には、
- 介助
- 移乗
- 院内移動
が辛いのではないでしょうか。
特に体重が重い方の介助や移乗はかなりきついです。
さらに大きな病院だと院内を歩き回るのでそれだけでも疲れてしまいます。
もちろん、業務はリハビリだけでなく
- カルテ記入
- 転院時連絡書
- 申し送り作成
- 新人・実習生指導
などもあるので疲労感はえげつないですよね。
僕が昔働いていた病院では、整形外科・スポーツ・内科・外科・呼吸器・循環器・がんを1日で見ていたので院内は常に小走り、移動は階段というかなりハードな毎日でした。
PTが少なかったことや周りがやる気なかったこともあり僕に集中的に患者が振られ、パンクしそうになったので退職しました。
肉体労働はマジでダメです。。。
残業が多い
特に病院だと多いようです。
- リハビリ
- 勉強会や学会の資料作成
- トレーナー活動
などといった感じです。
受付時間外でもリハビリをやっている病院があったりするのでそういうところは残業ありますね。
特に学生が多いと部活終わりになったりするので19時からリハビリも。。。
あとは、勉強会や学会への参加が積極的なところだと終業後は資料作成のための時間になります。
特に研究をしている施設は多い
大きな病院だと研究に力を入れていたりします。
研究は終業後に行われることが多いので必然的に残業が増えます。
夜中の2時までやって朝7時に出勤している先生もいるみたいです。。。
やりたいこととはいえ、多忙すぎますね。
残業代がでればまだ良いんですけど、でない施設もあるようで。。。
人間関係
社会人が一番苦労するものです。
医療職は優しい人が多いですが、それでもいざこざは起きます。
例えば、
- いじめ
- 仲間はずれ
- パワハラ
といった感じです。
医療職は多忙なのでストレスが溜まりがちです。
そのストレスを上記のような感じで発散してくる上司もいます。
もちろん、性格が合わないとか雰囲気が合わないから話す頻度が少ないとかはあります。
医療職も先輩から好かれるために頑張ってます。w
体育会系のノリが多い
理学療法士は体育会系出身がかなり多いです。
なのでパワフルなノリが多く冗談も多いです。
そういうのに慣れていない方は少しきついかもですね。
ただ、こういうノリの方だけではないので大丈夫です。
ハラスメント上司はマジで害悪です。。。
気をつけましょう。
治療に行き詰まる
これは新人が陥りやすいです。
患者さんの治療がうまくいかない時に、
- 自分が担当して良いのか
- 患者さんに迷惑ではないか
- 患者さんに申し訳ない
と思ってしまいがちです。
これらの状況が続くと次第に、「自分は無力だ」と思うようになり「理学療法士を辞めたい」と思うようになってしまいます。
これに対する解決策は、
- わからないことを調べる
- 周りに質問する
- 先輩の治療を見学する
です。
とにかく、知識と経験を周りから補充する作戦です。
先輩たちも1年目の時代がありましたし、無力だから辞めたいというのは理由になりません!
自分の弱点を把握してそれを克服する能力はどの職種でも必須です。
新人のうちはたくさん苦労しましょう!
指導者、相談相手がいない
上記の場合は先輩がいればできましたが、理学療法士の先輩がいない場合はできませんよね。
そういった場合に、「理学療法士を辞めたい」と思うようになります。
自分のわからないことを誰にも相談できないとかなり不安になります。
そうした不安が毎日積もるので辞めてしまう人が割と多いです。
僕も相談する先輩がいなくて苦労しました。
結局自分で勉強しまくって学会にも行って頑張ってました。
転職して本当に良かったと思ってます。。。
辞める前に考えておくべきこと
- 自分の目標orやりたいことは何か
- それを達成するにはどうすれば良いか
- 今のままで達成できるかどうか
解説していきますね。
自分の目標orやりたいことは何か
あなたのやりたいことはなんですか?
これが明確になっていないと辞めた後が大変です。
「とりあえず辞めてみたけど何を目標に働けば良いんだ。。。」とか言ってニートになる人もいるみたいで。。。
辞める理由は前述したものが多いですが、中には持病が原因で退職する方もいます。
うつ病が多いですね。
持病で退職された方は目標も何も休息が必要なので今回は除きます。
で、「具体的な目標が特にないんだけど。。。」という方へ。
- 違う分野で活躍したい
- もっと厳しい環境で成長したい
- 院外活動をもっと積極的に行いたい
という具合かと思います。
違う分野で活躍したい
例えば、整形外科で働いていたけど脳外科に興味が湧いたとか。
全然おかしくないしむしろすごいことです。
全く違う分野に飛び込もうなんてほとんどの人が思いませんし、かなり貴重な人材で重宝されると思います。
「せっかく◯年も勤めたのに分野を変えるなんてもったいない!」とか言ってくる人がいるかもしれませんが、あなたの人生あなたのやりたいように過ごすべきです。
転職した先の分野が合わないのであればまた元の分野に戻れば良いし、それまでの経験は必ずあなたの財産になります。
もっと厳しい環境で成長したい
今いる分野で大きな実績をあげている施設で働いてもっと自分を磨きたい!という感じです。
大きな実績をあげている先生がいるということは最新の知見が手に入り、その先生の手技を間近で見ることができます。
もっと言うと院外活動なんかも一緒に手伝えるかもしれません。
有名な先生なんかはその分野で精通しているので生半可なことを言う人は嫌いです。
ですから、厳しい指導をうけることが出来ると思います。
院外活動をもっと積極的に行いたい
例えば、チームトレーナーをやりたい!ってなると、スポーツに強い地域は北海道になるので北海道で働く方が環境が良かったりします。
特にウインタースポーツに関わりたいなら北海道にいるべきですよね。
こんな感じで自分のやりたいことが栄えている地域で活躍した方が多くの関係者に認知してもらえます。
とはいえ、沖縄から北海道に引っ越すのも勇気がいると思います。。。
今はSNSがあるのでそちらで情報発信するのもとても良いと思います!
自分のやりたいことや目標は必ず明確にしましょう!
それを達成するにはどうすれば良いか
目標があるとしたらそれを達成するための「方法」にあたる部分です。
例えば、「運動器で膝関節に強い理学療法士になりたい!」という目標を立てた場合それを達成するには、
- 運動器の施設で働く
- 膝関節に強い施設で働く
- 膝関節に詳しい先生の元で働く
などといった方法が挙げられます。
院外活動であれば、「ウインタースポーツに携わりたい!」のであれば、
- 北海道で働く
- 新潟県で働く
- それらの地域の整形外科で働く
といった方法が挙げられますよね。
環境を変えるのはかなり勇気が入りますが行動しないと自分の目標は達成できません!
よく考えて行動しましょう!
場合によっては転職も
前述した通り環境を変えていかなければいけない方も出てくるはずです。
そんな時は転職をするべきですね!
転職についてはこちらをご覧ください!
今のままで達成できるかどうか
考え直してみると意外にこのままでも大丈夫な場合もあります。
「あー!スポーツトレーナーになりたい!転職しよ!」って考えててもその地域でも十分活躍できますよね。
海外の選手をサポートしたいとか、ウインタースポーツをサポートしたいなら転職した方が良いかもですが。
意外と自分のいる地域でも目標達成できる場合があるのでよく考えてください。
- 自分の地域で活躍している先生はいないか
- 自分の職場で目標達成できないのか
- 周りに説明した時に納得してくれるか
僕もスポーツトレーナーになりたいと思っていた時期がありましたが、どの地域でもなれますよね。
なので上京を諦めました。(当時は)
転職転職!って思わなくても良いのでまずはじっくり考えましょう。
理学療法士を辞めたいですか?
- 続けたいなら踏みとどまる
- それでも辞めたいなら転職
- 自分の人生、自分らしく生きましょう!
続けたいなら踏みとどまる
もし、考え直してみて「やっぱり理学療法士やりたい!」って思ったなら踏みとどまりましょう。
もちろん理学療法士にはたくさんの魅力があります。
- やりがいがある
- 誰かのために働ける
- 相手を笑顔にできる
などといった魅力をエネルギーとして働けることはかなり素晴らしいです。
世の中にはやりがいのない仕事もたくさんありますしね!
理学療法士は医療職なので一部ではこの先も無くなることはないと言われています。
理学療法士の将来性はこちらをご覧下さい!
理学療法士の魅力についてはこちらをご覧ください!
それでも辞めたいなら転職
「でも、今の職場では色々無理だ!転職だ!」と思ったのなら転職しましょう!
辞めたい理由や目標達成についてはすでに話しました。
どんな理由であれ自分の人生をより良いものにするための手段が「転職」です。
ですから、恥ずかしがらずに堂々としていてOKです。
もしかすると周りの目が気になったり、後から何か言われるかも?と思っている方もいるかもですが、
周りの目を気にして人生を生きるということは、他人の人生を生きていることと言っても過言ではありません。
周りの目を気にするということは自分らしさを封じ込めてしまいますから、気にせず自分の好きなように生きるべきです。
実際に僕も転職を経験しているのであなたのお手伝いができればと思っています!
転職についてはこちらをご覧ください!
理学療法士が嫌なら他職種へ転職しよう
もし理学療法士として働きたくないなら他職種へ転職しましょう!
他職種への転職についてはこちらをご覧ください!
最後に:自分の人生、自分らしく生きましょう!
せっかくの人生自分らしく楽しく生きたいですよね!
理学療法士が楽しいなら理学療法士として働けば良いし、嫌だとか疲れたなら他の仕事で生きていくのも素晴らしいと思います!
理学療法士はやりがいがあって素晴らしいお仕事です。
ただ、自分の身を置く環境を間違えてしまうとストレスがかかり嫌になってしまいます。
そうならないためにも自分が何をしたいのか、どうすれば良いのかをしっかり考えましょう!
僕も色々と奮闘中ですが、皆さんがより良い人生を送れることを応援しています!
まとめ
いかがでしたか?
理学療法士の辞めたい理由を解説をしました。
今後の未来を見据えつつ少しづつ行動していきましょう!
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