・理学療法士が不足しているか知りたい
・理学療法士の就職先があるか知りたい
・理学療法士の転職先があるか知りたい
・理学療法士が飽和しているという噂は本当か知りたい
現役PT4年目の僕が解説します!
本記事の内容
- 理学療法士が不足しているかわかる
- 理学療法士の就職先があるかわかる
- 理学療法士が飽和しているという噂は本当かわかる
この記事を書いている人はこんな人!
- ブログ歴12ヶ月(本格始動から6ヶ月)
- 理学療法士4年目
- ストレスで2年目に転職を経験
- ブラック病院からホワイトクリニックへ
- 理学療法士の給料に納得できず副業中
- 1ミリでもサポートできればと思いブログ創設
目次
理学療法士が不足してる理由
- 介護分野が苦手な人が多い
- 病院で働く流れができてる
- 地方に帰る人が少ない
解説します。
介護分野が苦手な人が多い
介護分野に苦手意識を持つ人は多いはず。
というのも、
- 介護施設は大変そう
- 認知症の方のリハビリは大変そう
- 新人にとって生活期or認知症のリハは難しい
というイメージがあるかもですね。
因みに2021年の日本の死因順位は、
- 1位:悪性新生物
- 2位:虚血性心疾患
- 3位:脳血管疾患
- 4位:呼吸器系疾患
- 5位:消化器系疾患
なので、がんリハや循環器・脳外科で働きたい方が多いようです。
やはり命に関わる仕事がしたいという方が多く介護分野に進みたいという方は少ないです。
認知症の方と会話するのも中々疲れますし新人にとっては少々辛いかもですね。
病院で働く流れができてる
学校を卒業したら取りあえず病院に就職しておこうみたいな流れ。
僕の学年でも病院への就職が8〜9割でした。
病院に就職するのが悪いことではないです。
新人が病院に就職することのメリットは、
- PTとしての基本的な知識が身に付く
- 術後患者を担当できる
- 勉強会に参加できる
新人が介護施設に就職することのメリットは、
- 主に歩行や動作のスキルが身に付く
- 認知症患者との会話スキルが身に付く
- 介助スキルが身に付く
こんな感じでお互いにメリットはあります。
とはいえ新人には就職しづらさがある介護施設。
会話力やリハビリの知識・スキルが未熟だからかと思います。
地方に帰る人が少ない
やはり都市部への就職が憧れとなり地方の人手不足が起こります。
もちろん、地方へ就職する方はいますが数は少ないです。
パターンとしては、
- 地元に恋人がいる
- 家族のリハビリをしたい
- 昔PTにお世話になり学生の頃から内定が決まってる
こんなパターンが多いかと。
それ以外で地方へ帰る方はあまりいないかもです。
都市部の求人はほぼなくなってきていますが、地方の施設の求人はかなり空いてます。
中都市くらいだと埋まっていることが多いです。
本当に田舎なところだとかなりの人手不足で、即内定が決まったりします。
理学療法士が飽和している噂は嘘?
- 飽和しているのは本当
- 医療分野では飽和している
- 介護福祉分野では不足している
解説していきますね。
飽和しているのは本当
年々PTは増えています。
詳しくはこちらを読んでいただきたいです。
こんな感じです。
ただ、飽和しているならPTになれないじゃんというわけでもなく。
まだまだ人手不足な施設はたくさんあります。
最近ではSNSの発達により働き方がより多様化していますね!
医療分野では飽和している
医療系に飽和は多いです。
全てが飽和しているわけではありませんが、病院やクリニックでは飽和が起きています。
でも「クリニック」では飽和は比較的起きづらいです。
理由は、
- 開業する医師が多い
- 転職が激しい
- 病院よりも多い
逆に病院だと長く働いている先生が多いので飽和しがちですね。
新卒で就職して定年まで同じ病院で働く先生が多いので飽和しちゃいますよね。
介護福祉分野では不足している
逆に介護施設だと飽和しづらい現状があります。
理由は、
- 肉体労働がきつい
- 認知症の方との会話が難しい
- 介護に興味がある方が少ない
という感じです。
確かに介護施設といえば肉体労働できついイメージがありますね。
他にも脳外科や循環器で働きたい方が多いです。
最近ではフィットネスブームもあり整形外科やスポーツ分野に進みたがる人が多いですね。
介護分野では不足していますが少しだけお給料が良かったりします。
それだけ人が足りていないということです。。。
理学療法士の職場
- 人気な職場
- 不人気な職場
人気な職場
脳外科、循環器、整形外科、スポーツ分野です。
前述した通り、死因順位が高く命に関わる仕事に就きたいという方が多いからです。
整形外科やスポーツ分野は自分が過去にスポーツでお世話になった方がほとんどだと思います。
これらの分野で働くには、
- 病院
- クリニック
に就職する必要があります。
おすすめは病院で3~5年ほど働いてクリニックで働くことです。
クリニックの方が肉体的負担が少ないのと一人あたりの単位数が少ない(患者数が多い)からです。
人気ということは求人が少ない可能性が高いですよね。
いきなり空きが出ることもあるので毎日チェックすると良いと思います。
不人気な職場
介護施設や訪問看護は少ない印象があります。
理由はおそらくですが、
- 実習で行ける施設がかなり少ない
- 学生の頃に詳しく学んでいない
- 介護分野が苦手
といった感じかと思います。
実習で介護施設の数は1割にも満たなかった気がします。
さらに訪問看護ではどういったことをするのか学んでいないことや、そういった経験がある教員がいないことが原因かもしれません。
割と教員からの影響は受けるもので、教員が楽しそうに授業をしていたらなんとなく楽しそうな分野なんだなと興味を持ちますよね。
とはいえ介護施設では重宝されるので穴場と言えます。
おまけ:転職に不安な方へ
- 勇気が必要だけど将来を優先しよう
- 狙い目は訪問看護
- 介護福祉が苦手でも転職先はあります
勇気が必要だけど将来を優先しよう
将来のことを考えたときに今の職場で大丈夫ですか?
そもそも自分の将来像ってありますか?
- 経済的に余裕を持ちたい
- 結婚に備えて貯金をしておきたい
- 養育費を貯金して相手の負担を減らしたい
みなさんそれぞれ色々あると思います。
その将来像を考えたときに今の職場で達成できそうですか?
例えば、
- お給料が平均より低い
- ストレスで精神的に辛い
- 肉体労働がかなり多く腰痛で悩んでいる
こういった職場にいるとおそらくですが将来像は達成しにくくなってきます。
将来の目標を達成する考え方
①10年後の将来を考える
例)結婚したい、子どもが欲しい、良い家に住みたい
②現在の自分の状況を考える
例)恋人がいるけどお給料が低い、子どもの分の生活費を払えなさそう、家が狭い
③そのギャップ(差)を埋めるにはどうするべきか考える
例)お給料を上げる、引っ越しをする
④③を達成するための方法を考える
例)転職する、副業する
転職でお悩みの方はこちらを読んでみてください!
理学療法士の副業についてはこちらをご覧ください!
将来って想像しづらいですが考えておくだけで計画的に人生を過ごせます。
そして何故自分が転職するのか、副業するのかが明確になりモチベーションにもつながるのでオススメです。
狙い目は訪問看護
訪問看護はお給料が高いと評判です。
患者さんの家に訪問してリハビリを提供することですね。
訪問看護で働く方の中には月50万円稼いでいる方もいるようです。。。
コツがあるみたいで、
- 新規顧客獲得
- リピーター獲得
を意識することだそうです。
まるで営業ですね。
でもこれってビジネスの本質なので妥当だと思われます。
訪問看護は中堅以降のベテランの先生が多いです。
そもそも求人に「経験年数5年以上」と掲載されていることが多いです。
介護福祉が苦手でも転職先はあります
介護分野が苦手でももちろん転職先はあります。
- がん
- 循環器
- 整形外科
- スポーツ分野
- 呼吸器
これだけ分野があって、病院・クリニックと種類もあるので必ず求人はあります。
さらに、フィットネスブームによりジムでトレーナーとして働く方も増えています。
他にも、
- YouTube
で情報発信をしてファン(顧客)を増やしている方もいますね。
そこからブログなどに繋げて収益化という仕組みです。
病院の求人はかなり少ないです。
理由は中堅やベテランの先生が多いからです。
さらにデジタルの時代なのでSNSを育てておいて損はないと思います。
まとめ
いかがでしたか?
理学療法士不足を解説をしました。
今後の未来を見据えつつ少しづつ行動していきましょう!
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