理学療法士です!
これから転職しようと思ってるんですけど他の人がどんな質問されたか少し気になります!
理学療法士を目指す学生です!
就職活動中なんですが面接ってどんなこと聞かれるんですか?
教えてください!
僕は就活時と就職時、転職時の3回面接を経験しました。
僕の経験談を元に解説していきます!
今回は理学療法士の面接で聞かれたことについて解説していきます。
本記事の内容
- 理学療法士学生の面接で聞かれることがわかる
- 理学療法士の転職時の面接で聞かれることがわかる
- 理学療法士の転職に成功した僕の面接の受け答えがわかる
この記事を書いている人はこんな人!
- ブログ歴15ヶ月
- 理学療法士4年目
- ストレスで2年目に転職を経験
- ブラック病院からホワイトクリニックへ
- 理学療法士の給料に納得できず副業中
- 1ミリでもサポートできればと思いブログ創設
目次
理学療法士学生の頃、面接で聞かれたこと
ありきたりなことを聞かれます。
- 志望動機
- PTを目指すきっかけ
- 得意科目、苦手科目
解説します。
志望動機
100%聞かれますね。
学生さん全員が練習しまくって暗記するであろう志望動機。
これってとりあえず聞こうってわけではなくて、
- なぜこの施設なのか
- なぜ他の施設ではないのか
- 本当にこの施設で長く働く気はあるのか
ということを探っています。
答えによってはなんとなく来たんだなってわかりますからね。
他の施設では達成できない目標とかやりたいことを熱く語るとポイントアップですね!
考えるときのコツは、
- 他の施設より良いところを探す
- この施設でしかできないことを探す
- 自分のストーリーを加える(地元、親族が近い等)
「あ、うちがジャストフィットしてるやん!」って思わせるような動機が最高です。
僕はスポーツ分野に特化していて現場にも出ている先生がいてより多くのことを学べることができると思った、とかスポーツの患者さんをたくさん診たい!といった志望動機を言った気がします。。。
今となっては微妙かな。w
PTを目指すきっかけ
これもとても重要です。
例えば、
- 部活動で怪我をした
- 親族がお世話になった
- 将来的に親族のリハビリをしたい
こういった感じなのかなと思います。
なぜその職業に就きたいのかというのはモチベーションや就職後の態度に大きく関わるんですね。
やる気のない人がPTになって就職しても勉強せずテキトーにやるでしょう。
そうなると患者さんからのクレームが絶えず病院の評判を下げてしまうことになります。
一番良くないパターンは、
- 親に言われた
- とりあえずなりたい
- 安定しているから
こんな感じで、「なんとなく」っていうパターンは多いしあまり良い印象は受けません。
僕の場合は部活動でお世話になったからです。
そこから憧れを抱いてなりたいと思いました。
PTのほとんどは部活動での怪我だと思います。
得意科目、苦手科目
施設によっては成績表を見られながらの面接です。
自分の得意・苦手科目が思いっきりバレるので嘘はやめましょうね!
まあ、苦手な科目のところに行く人はなかなか少ないですが、
- 整形外科なら運動器
- 中枢なら脳神経系
- 心大血管系なら循環器
っていう感じで得意(好き)な科目のある科で働きたいはずです。
なので、
- 得意(好き)な科目
- なぜ得意(好き)なのか
- 好きすぎて頑張ったこと
まで考えられると100点です!
ただ単に楽しいからでも大丈夫です!
でも、なぜ楽しいのかまで考えましょう。そこまで話せると相手もこの子なら大丈夫かな、と思ってもらえると思います。
理学療法士の転職時の面接で聞かれたこと
- 志望動機
- 前の施設を辞めた理由
- 以前にどんな患者さんを診ていたか
- 転職先でどんなことができるか
解説していきますね。
志望動機
上に同じくです。
ですが、今回は少し状況が違います。
「転職」なので何を求めているかをはっきり伝えることが重要です。
- お給料をあげたい
- ハラスメントから逃げたい
- レベルアップしたい
どの理由でもおそらく理解してくれると思います。
ただ、人間関係で転職する際は少し注意が必要です。
うちの施設でも人間関係で退職しないかという不安になる場合があるので、自分が改善したことや対策を簡単に述べると良いです!
僕はもっとやる気のある職場で働きたいです!と伝えて合格しました。
やる気のある職場とは?と深掘りされましたが前の職場がやる気なさすぎたので説得するのは簡単でした。
簡単に言うとお互い積極的にリハビリを教え合いたいなってことです。
前の施設を辞めた理由
この理由はとても大事です。
なぜならどんな人かがわかるからです。
例えば、
- 年収アップしたい
- ハラスメントから逃げたい
- もっとやる気のある職場で働きたい
って言うのが多いと思います。
やる気のある職場で働きたいとか、もっと多くの人を治療したいとか伝えるとポイント高いです。
年収アップは前の職場がブラック過ぎない限りは、あまり伝えなくても良いかと思います。。。
僕はハラスメントとやる気のなさから前の職場を辞めました。
ハラスメントのことは伝えていません。
理由は仕事を頼まれにくくなりそうだからです。
なのでやる気のある職場で働きたいです!の一点張りで合格できました。
以前にどんな患者さんを診ていたか
今までのキャリアの中でどのような活動をしていたかと言うのはとても重要です。
例えば、1年目の新人と5年目の研究室しつつ現場で活動している人だったらほとんどの人が後者の先生を欲しがるはずです。
理由は、
- 経験年数が長い
- 研究をするほど熱心
- 院外活動もできるほど体力と情熱がある
と言うところから評価できますよね。
でも1〜3年目なんてほぼ一緒のようなものです。
そこでどんな患者さんを見てどう考察してどうなったかを伝えると良いです。
例えば、
- RAO術後の女性
- プロトコル通り進めるも上手く治療が進まない
- 上司と相談しつつ多角的にサポート
- 疼痛軽減できた
- 可動域も筋力も改善傾向に
みたいな感じで担当患者を例に問題に対して自分はどんな行動をとって解決したか、と言うのが重要です。
僕の場合は、柔道で全日本選手権選手担当、スポーツのU18選手担当、日本代表選手のテーピング担当といった感じである程度実績はありました。
ですが、自分の難渋している患者さんを例にどのように解決したかも伝えました。
問題解決能力はとても重視されます。
転職先でどんなことができるか
今の自分はその施設にどのように貢献できるか。
これはとても重要です。
なぜなら、
- 無能な人はいらない
- 貢献できない人はいらない
- やる気のない人はもっといらない
よほど人手不足でない限り心の底でこう思うはずです。
今の自分の知識やスキルでどう貢献できるかをアピールできないといけません。
例えば、
- 痛みのないリハに定評がある
- テーピングの評判がとても良い
- 移乗がとても上手くて講習会を開いた経験がある
こんな感じで自分が入職する事で患者さん(もしくはスタッフ、施設)にどんな利益があるかを伝えられると良いです。
僕の場合は、テーピングができる、患者さんと仲良くできる、周りと連携できると言うのをアピールしました。
加えて下肢疾患が少ないクリニックなので下肢疾患が来た場合には質の高いリハビリを提供できますとも伝えました。
自分より上手な先生は山ほどいますが、とにかく自信を持ちましょう!
自信のない人は取りたくないので!
理学療法士の面接はここが大事!!!
それぞれを解説していきます!
- 志望動機は熱く語れ!【相手を感動させろ】
- 自己PRはストーリー重視【スポーツ最強説】
- 就職後のビジョンをはっきりと
志望動機は熱く語れ!【相手を感動させろ】
熱弁しましょう。
それはやばいでしょ!って思うかもですが、それくらいの気持ちが大事です。
相手の気持ちを揺さぶって動かさなければ合格とは程遠いのです。
相手を感動させるにはストーリーが重要です。
- 子供の頃父を癌で亡くした
- とても辛くて何度も泣いたし寂しかった
- 自分と同じ思いをする子供を減らすために癌の勉強
こんな感じで限定的にはなってしまいますが、ストーリーがあることで人は感動します。
だからといって嘘をついて身内を亡くなったことにするのは辞めましょう!!!
特にないよって方は、
- この施設に入るためにしたこと
- その施設の他にはない長所に惹かれた
- その施設で有名な先生の文献やセミナーを全部見た
を伝えると良いです。
僕は毎年色々な学会に行ったり勉強会に参加しており、患者さんに貢献したいと言うことを伝えました。
スポーツでの怪我からPTを目指したことも伝えました。
自己PRはストーリー重視【スポーツ最強説】
こちらもストーリです。
例えば、
- 部活動で怪我をした
- PTにお世話になった
- 憧れて高校生ながら猛勉強
見たいなインパクトがあると最高です。
高校生なのに医療の勉強!?って感動させられます。
ちなみにですがスポーツから目指した場合は最強です。
- 憧れがある
- 体力もある
- 集中力もある
って言う感じで体育会系は少しだけ評価が高いです。
僕は学生の頃自己PRでミスりました。w
だから転職の時はしっかりしよう!って思って自己PR考えたけど聞かれませんでした。w
施設によりけりってことですが、しっかり準備はしておきましょう!
就職後のビジョンをはっきりと
就職してどのように活躍したいかビジョンを伝えましょう。
ただ就職してボーッと過ごすだけの人は入りません。
例えば、
- 介助・移乗を極めたい!
- テーピングを極めたい!
- 院外活動もしたい!
と言う感じで就職後のビジョンがはっきりしてると一緒に働きたいなと思います。
でも、新人が院外活動もしたい!といってきてもそもそも院内での仕事で精一杯でしょ?って言われてしまうので院外活動はある程度経験を積んでからの方が良いかと思います。
僕は積極的に治療内容について意見交換がしたいです!と言い合格しました。
すごく端的で大丈夫?って思うかもですがこれは、患者ファースト、連携ができる、情熱があるといった要素が詰まっているので端的かつ最高なんです。
まとめ
いかがでしたか?
転職時の面接で言葉に詰まらないためにもしっかりと考えてから臨みましょう!
しっかりと自分で対策しましょうね!
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